神戸市消防局 非公式ファンサイト

サイト内検索

      TOP消防情報館神戸消防について>神戸市の消防署





神戸市の消防署


ここでは神戸市の消防署について説明します。

神戸市には、消防局を中心に市内各地に合計
10消防署1分署18出張所1連絡所及び市民防災総合センターがおかれています。
ここではそれぞれの仕事や所属部隊についてご紹介します。


【消防局】
神戸市消防局は、中央区にある市役所4号館(危機管理センター)の3〜5階に本部を置き、業務を行っています。
消防局の中は局長(消防司監)以下「総務部」「予防部」「警防部」の3つの部署があり、それぞれ以下の様な業務を行います。
各部署の部長には消防正監または消防監、課長には消防監または消防司令長、係長には消防司令の階級の職員が就いています。
業務内容の部分は、神戸市消防局のHPに記載されている内容を簡略化して記載しております。



<総務部> [庶務課] 庶務係 -渉外や広報などの庶務を行います。
企画係 -組織の制度や、配置基準、統計などを行います。
経理係 -予算や決算、給与支給などを行います。
 
[職員課] 職員係 -試験や任免、給与基準、教養訓練基準の調整などを行います。
厚生係 -安全衛生や公務災害、福利厚生を行います。
 
[施設課] 施設係 -消防署などの施設の営繕や、財産管理を行います。
装備係 -消防車両等の設計や機能検査、機械器具の管理などを行います。
通信係 -通信施設設置や管理、管制システムの開発や管理などを行います。


<予防部> [予防課] 予防係 -予防広報や防火管理者等の育成・指導などを行います。
地域防災支援係 -地域の防災企画や、防災福祉コミュニティの支援などを行います。 
調査係 -火災原因調査や火災統計、出火危険等の情報提供などを行います。
 
[査察課] 査察係 -防火対象物や危険物施設等の査察、防火管理などを行います。
違反是正係 -防火対象物や危険物施設の違反是正、点検指導などを行います。
危険物係 -危険物施設等の査察や許認可、指導などを行います。
 
[建築課]  建築第1〜2係 -建築物新築等許認可や、消防設備等指導などを行います。


<警防部> [警防課] 警防係 -活動指揮支援や現場監察、訓練、特殊災害対策などを行います。
計画係 -警防計画や車両配備運用計画、開発指導などを行います。
救助係 -救助業務基本計画や指導・研究、国際救助業務などを行います。
消防団係

-消防団員の任免や、消防団施設の設置管理などを行います。

 
[司令課] 管制第1〜3係 -部隊編成や統制、出動指令、救急医療情報等収集などを行います。
 
[救急課] 救急係 -救急業務の基本計画や、救急資機材の配置などを行います。
救急指導係 -応急手当の普及推進企画、隊員の教育訓練などを行います。
高度救命推進係 -メディカルコントロール体制や事後検証、救命士の再教育などを行います。
 
[航空機動隊] 航空係 -航空機の運行や機動隊の派遣などを行います。
整備係 -機動隊の施設管理や航空機の整備などを行います。
航空救助係 -救急救助活動や航空救助技術調査研究などを行います。







【消防署】
消防署は市内9区に1署ずつ、及びポートアイランドに1署の計10署が置かれ、「本署」と呼ばれます。
署長
(消防監)をトップとし、課長(消防司令長)や係長(消防司令)、主任(消防司令補)や係員が勤務しています。
本署には必ず指揮隊が1隊、消防隊が1隊、専任救助隊もしくは署救助隊が1隊、救急隊が1隊以上配置されています。
梯子車などが配備されている消防署であれば、特殊車隊が配置されています。

消防署の中は署長以下、毎日勤務の「総務査察課」と24時間交代勤務の「消防防災課」の二つに分かれており、
副署長の居る水上消防署以外は、総務査察課長が副署長を兼任しています。
総務査察課の中には、消防署内の庶務や人事、経理などの仕事を行う総務係と、査察業務を行う査察係があり、
消防防災課の中には、災害活動や予防業務行う消防第1〜3係と、救急活動を行う救急係があります。
この中で消防第1〜第3係長が現場での指揮者である中隊長となり、一部の署では消防防災課長が指揮隊長となります。
(詳しくは「神戸市の指揮体制」で。)





【分署】
分署は市内に1ヶ所、北神分署という署があります。神戸市北区の北部に置かれた神戸市最北端の消防署でもあり、
指揮隊1隊、署救助隊1隊、特殊車隊1隊、救急隊1隊が配置されています。
分署の中には北神分署長
(消防司令長)以下北神第1〜3担当係長(消防司令)、査察担当係長(消防司令)などが勤務しています。
北神分署は本署である北消防署からかなり離れているため、担当係長が北神中隊長として現場指揮を執っています。
また出張所と違い査察係が置かれているため、査察業務も行われています。

この北神分署ですが、実は過去に神戸市北区を緑区や有馬区として分区する計画があったため、
当初は「北神消防署」または「緑消防署」などとして開設する予定だったそうです。
しかし色々あって分区に踏み切れず、消防署には出来ずに前身の道場出張所を昇格し、分署として開設されました。





【出張所】
出張所は市内各地に計18ヶ所設置され、それぞれ消防隊1隊、救急隊1隊が配置されています。
また、全国でも珍しい方面特殊災害隊が配置されている所もあります。
数年前には「出張所の特色化」として指揮支援隊などがあった時もありましたが、現在はその制度はありません。





【連絡所】
連絡所は市内に1ヶ所、西区の西部にある西区役所岩岡連絡所の敷地内に設置されています。
ここは岩岡救急ステーションと呼ばれ、平成19年4月に開設されました。
西消防署から遠い西区西部の救急事案に対応するため、朝に消防署から救急隊が連絡所に出向し、昼間のみ待機。
夜になれば消防署に帰ってくるシステムとなっています。





【神戸市民防災総合センター】
市民防災総合センター(通称:防災センター)は、神戸市のちょうど中心、北区ひよどり台に置かれています。
センターには消防職団員の育成を行うための神戸市消防学校、火災原因の鑑定や危険物の判定試験などを行う消防科学研究所、
市民や事業者に対する防災教育を行う市民研修係や神戸市消防音楽隊があり、昭和54年3月に開設されました。
センターの中はセンター長
(消防正監)以下、「教育係」、「市民研修係」、「特別消防係」、
さらに市民防災推進担当課長、教育担当課長、及び研究担当課長が置かれており、毎日勤務で業務を行っています。

防災センターには学校校舎のほか、総合訓練塔や救助訓練塔、耐熱耐煙訓練塔や水難救助訓練場などの各種訓練施設、
車両整備工場や、特別消防隊車庫、ヘリポートなどが備わっています。
また大規模災害時の後方支援用として使われる消防車両が多数あり、それらは消防音楽隊が特別消防隊として運用しています。










下の表は各消防署とその読み方、所在地、担当業務、配置車両を表したものです。

消防署と消防車のアイコンは管理人が作成した物であり、無断使用、無断転載は禁止します。
 もし、ご使用になられたい場合が御座いましたら、ご連絡して頂ければ構いません。
 なお、消防署アイコンに関しては、大きさの比率は大体あっているはずですが、正確ではありませんのでご了承ください。
 消防車アイコンの方は、サイズ合わせの関係上、タイヤのサイズを基準にしております。



消防車アイコンはその署に所属する部隊数を表しています。
指揮隊 消防隊 救助隊 特殊車隊 特災隊 救急隊 査察係






消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

東灘消防署
(ひがしなだ)
まるでサンダーバードの様な、コンテナ積み替え装置があります。 東灘区住吉東町5-2-1 総務
予防査察
消防
救急
消防車 8台
救急車 1台
その他 2台
      

深田池出張所
(ふかだいけ)
  東灘区住吉山手4-11-1 消防
救急
消防車 1台
救急車 1台
  

青木出張所
(おおぎ)
東部方面特殊災害隊がいます。 東灘区本山南町2-12-7 消防
救急
消防車 3台
救急車 1台
  

六甲アイランド出張所
(ろっこうあいらんど)
救急出動件数が最も少ない消防署です。 東灘区向洋町中4-2-3 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

灘消防署
(なだ)
元は区役所と同居していましたが、区役所だけ新築されて出て行ってしまいました。  灘区神ノ木通3-6-18 総務
予防査察
消防
救急
消防車 5台
救急車 1台
その他 2台
     

青谷橋出張所
(あおたにばし)
  灘区城の下通2-3-1 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

中央消防署
(ちゅうおう)
免震構造で、上階は独身職員用の待機宿舎となっています。

特別高度救助隊、
特殊災害隊が配置されています。
中央区小野柄2-1-19 総務
予防査察
消防
救急
消防車 9台
救急車 2台
その他 2台
        

栄町出張所
(さかえまち)
  中央区栄町通7-1-6 消防
救急
消防車 4台
救急車 1台
  

山手出張所
(やまて)
現在市内で一番新しい消防署です。 中央区下山手通7-1-7 消防
救急
消防車 3台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

水上消防署
(すいじょう)
大規模災害対応救急隊、
消防艇隊が配置されています。
中央区港島3-2-2 総務
予防査察
消防
救急
消防車  7台
救急車  1台
消防艇  2艇
その他  2台
     



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

北消防署
(きた)
  北区北五葉2-1-9 総務
予防査察
消防
救急
消防車 8台
救急車 1台
その他 1台
      

北神分署
(ほくしん)
市内最北の消防署です。 北区藤原台北町7-20-1 予防査察
消防
救急
消防車 6台
救急車 1台
その他 1台
     

山田出張所
(やまだ)
北方面特殊災害隊がいます。 北区山田町下谷上字池ノ内21-1 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  

有馬出張所
(ありま)
日本最大温泉街、有馬温泉を管轄しています。 北区有馬町字ウツギ谷1307-8 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
その他 1台
  

ひよどり出張所
  北区ひよどり台南町1-15-120 消防
救急
消防車 3台
2台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

兵庫消防署
(ひょうご)
救急出動件数が最も多い消防署です。 兵庫区荒田町1-21-1 総務
予防査察
消防
救急
消防車 5台
救急車 1台
その他 2台
     

運南出張所
(うんなん)
中部方面特殊災害隊がいます。 兵庫区浜山通2-4-1 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

長田消防署
(ながた)
防災コミュニティーセンターが併設されています。 長田区北町3-4-8 総務
予防査察
消防
救急
消防車 9台
救急車 2台
その他 2台
      

大橋出張所
(おおはし)
  長田区大橋町2-1-5 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

須磨消防署
(すま)
須磨海浜浴場を管轄しています。ここも区役所と同居していましたが、区役所だけ新築されて出て行ってしまいました。 須磨区中島町1-1-1 総務
予防査察
消防
救急
消防車 5台
救急車 1台
その他 1台
     

板宿出張所
(いたやど)
  須磨区川上町2-1-7 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  

北須磨出張所
(きたすま)
   須磨区西落合1-1-1 予防査察
消防
救急
消防車 3台
救急車 1台
その他 1台
   



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

垂水消防署
(たるみ)
本署としては最も新しい建物です。 垂水区舞多聞東1-10-30 総務
予防査察
消防
救急
消防車 9台
救急車 1台
その他 2台
      

舞子出張所
(まいこ)
   垂水区舞子台3-14-5 消防
救急
消防車 1台
救急車 1台
  

高丸出張所
(たかまる)
元・垂水消防署です。 垂水区野田通10-5 消防
救急
消防車 3台
救急車 1台
  

塩屋出張所
(しおや)
  垂水区青山台5-1-33 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  



消防署名 特記事項 所在地 業務 配置車両

西消防署
(にし)
早朝、夜間は救急隊2隊体制となります。 西区春日台5-1-10 総務
予防査察
消防
救急
消防車 9台
救急車 1台
その他 2台
      

伊川谷出張所
(いかわだに)
西方面特殊災害隊がいます。 西区伊川谷町潤和字柿田1056 消防
救急
消防車 3台
救急車 1台
  

押部谷出張所
(おしべだに)
  西区桜が丘中町1-848-1122 消防
救急
消防車 2台
救急車 1台
  

岩岡救急ステーション
(いわおか)
昼間のみ稼働しています。 西区岩岡町岩岡922-1 救急 救急車 1台
 









            








当HPに掲載されている全ての画像・動画の著作権は、原則として管理人(神消北33)に帰属します。
なお、ご提供画像の著作権に関しましては、各画像提供者様に帰属致します。
当HPの全部、又は一部について、私的利用、引用などの著作権法上認められている適切な方法で利用する場合を除き、
管理人(神消北33)に
無断で複製・転載・編集することは一切禁止します。